長野上水内教育会

教育会役員リレーエッセイ⑧「我が家の癒し的存在」

2024.03.07 WEB更新更新情報

リレーエッセイ、本年度最終走者になります松ケ丘小学校の寺島です。

以前「動物の言葉 翻訳機」が欲しいなと思ったことがあります。というのは、我が家では「ワンちゃん飼いたい」という娘の一言で飼うことになったコーギーがいます。名前は安直かもしれませんが「ココ」です。我が家の一員になって15年目。人間でいうと70~80才くらいになるシニア犬です。

欲しいなと思ったのは、ココがまだ青年期のころだったでしょうか。あまり無駄吠えもしないのですが、「ワンワン」にどんな気持ちがはいっているのか知りたいという思いからです。しかし、結局、買わずじまいで今に至っています。今にして思うと、買わなくて正解だったのかもしれません。最近はシニア犬ですから、そんなに活動的ではありません。でも毎朝夕の散歩はトイレのこともあるので欠かさず行っています。そうした散歩の時の歩き方(時に走ります)、ご飯の時間が近づいてきたときの「そろそろ…」という表情(?)、後ろ足を投げ出し安心しきっている様子などから、なんとなく、気持ちがわかるような気がするからです。そして、子ども達が成人してしまった我が家にとっては今でも癒し的存在です。考えてみれば、翻訳機で気持ちがはっきりわかっていたら、逆に愛情が薄れていたかもしれません。言葉で何も言わないからこそ、かわいいわけですし、何を言っても黙って聞いてくれるから癒しなのだと思います。アニマルセラピーもそういうところかなと感じています。

さて、こんな私のペット自慢を書かせてもらえるきっかけとなったリレーエッセイの「動物しばり」ですが、第八回、末広がりの今回をもって終了させていただきます。(「動物しばり」の意味は過去ブログをお読みいただければわかります。)でもリレーは来年度に続きます。令和6年度最初の走者は誰か、そして新たな「しばり」が生まれてしまうのか、予断を許しませんが、引き続きお読みいただければ幸いです。また、まだ読んでないという方がおられましたら長水教育会ブログを紹介して下さい。会員皆様で創る教育会を来年度もよろしくお願いします。

 

 

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