長野オリンピックながのおりんぴっく

1998年に長野市を開催都市(かいさいとし)にして長野県北部で開かれた冬季(とうき)オリンピックは、日本では2度目の冬季オリンピックだった。冬季オリンピックは、競技種目のために、寒くて雪がたくさん降る場所が適しているので、開催地に立候補したとき、冬季競技が盛んなヨーロッパなどから「そんなに南でできるのか」と心配された。長野県は、わが国の3,000m 級の山々があつまる「日本の屋根」と呼ばれ、近くの日本海から生じる水蒸気がたくさんの雪を降らせるので、会場に立候補できた。しかし、本番を迎えると、直前まで雪が少なく、大勢の人たちが工夫しながら協力して、無事開催することができた。いまでも、史上最も南で開かれた冬季オリンピック(まだ南半球で開かれた冬季オリンピックはない)である。長野オリンピックのテーマは、「情熱、感動、そして未来へ」で、何かあったときにボランティアが活躍するという新しい文化が育つきっかけにもなった。

※長野市デジタルミュージアム「ながの好奇心の森」は、地域で守り伝えられてきた様々な文化遺産を、ゆたかな森にたとえ、デジタル化した文化遺産の森を散歩し、資料や発見と出会うサイトです。