長野上水内教育会

第5回わくわくリーダーズながの~社会科教育同好会 企画編~

2022.11.15 WEB更新同好会

11月12日(土)第5回わくわくリーダーズながのが行われました。今回は、社会科教育同好会による企画で、(株)アルキャストを会場に行われました。今回のテーマは『里山のやっかいもの「○○」も便利なものに大変身!○○でSDGsを考えよう~』です。

○○とは『竹』のことなのですが、七二会地区住民自治協議会の水口さんの話では、竹の生命力と環境整備をする方々の高齢化により里山の竹がどんどん増えていく一方で、プラスチックの便利さ等から竹製品を使うことがどんどん減ってきている現状を知りました。「竹はやっかいなもの」という固定観念に縛られず、新しい竹の使い道を考える中で、印刷の仕事をされている(株)アルキャストと出会ったそうです。

アルキャストでは、今までの木から作る紙に加え、石で作った紙、そして竹で作った紙を実際に見せてもらいました。アルキャストの東さんからは、「竹はやっかいものと言われるけれど、成長が速いという利点がある。環境、SDGsを考え、七二会地区という自分たちの身近にあるたくさんの資源を何とかして生かしたい思いで、竹を使った紙作りに取り組んでいる。そして、まずは自分の身近な人と人とのつながりと環境を考えることを大切にしたい。」というお話をお聞きしました。子どもたちは、竹から作った紙で、袋作りも体験しました。

「環境」をテーマにした「わくわくリーダーズながの」も次回がいよいよ最終回となります。子どもたちが、それぞれにどんな思い、考えをまとめてくるのか楽しみです。

   

 

   

 

    

 

   
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