長野上水内教育会

「二人の天才」

2024.07.04 WEB更新更新情報

西部中学校の土屋と申します。今回のブログでは、今私がハマっている二人の天才、「藤井風」と「Vaundy」を紹介します。

二人とも素晴らしい才能の持ち主ですが、タイプが違います。「藤井風」は、自由そのものです。巧みに奏でるピアノとともに、自分の世界を思う存分表現しています。世間や流行にとらわれず、自分の世界観を楽しそうに奏でている姿は、まるでどこまでも広がる空のような雄大さです。あくまで想像ですが、幼少のころから自由だったのでしょう。どちらかというと好きなことしかやらない、でも、好きなことはとことん追究するタイプだったのかもしれません。

一方「Vaundy」ですが、「Vaundyらしさって何?」と聞かれても、うまく答えられないのです。強いて言えば「多様な音楽」でしょうか。Vaundyのアルバムは、ラップ、ハードロック、シティポップ風など、とにかく多様なリズム、曲調、歌い方で構成されています。「この曲は山下達郎っぽいな」「洋楽っぽい」「菅田将暉が歌いそうな曲だ」など、さまざまなジャンル、アーティストの姿が次々と浮かんできます。こちらもあくまで想像ですが、Vaundyは、幼少のころから人を観察することに長けていたのでしょう。人のよいところをつかみ、自分のものにしていくのが得意なタイプだったのかもしれません。

このようなタイプの違う二人の天才が育ち、活躍している背景には、二人の性格を大切にし、好きなように活動できるよう見守った家族、そして先生方の存在が大いにあると思います。私たちの目の前にも「天才」たちがたくさんいます。毎朝「藤井風」と「Vaundy」を聴きながら、それぞれの「天才」が自分らしく、のびのびと育つ学校にしたいな、と思いつつ、登校しています。

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