2022.02.25
同好会
令和3年度,長野上水内道徳教育学会では,長野県道徳教育学会の「道徳性の芽を生かし,よりよく生きるための自覚を深める道徳授業のあり方」という研究テーマのもと,長野上水内道徳教育学会において道徳の授業の目標に立ち返り,道徳の授業でつけたい力を明確にした授業実践を行うことを目指して活動を行っています。
①総会・研修・情報交換会
研修では安茂里小学校 小林誠教頭先生を講師として「これからも大切にしたい道徳科の授業」というテーマでお話していただき,授業づくりの基本,発問の決め出し方など道徳の授業づくりの不易な点を学びました。
情報交換会では,どうしたら子どもたちの見方考え方を深めていけるのかについて,日頃の実践から意見交換しました。特に,今回は,GIGAスクール構想で一人1台タブレット端末を道徳の授業での効果的な使用についても話題となりました。
②「信濃教育会会長 武田育夫先生と道徳教育について語ろう」の開催
信濃教育会会長武田育夫先生をお招きし,先生の道徳教育の豊富な実践をお聞きしたり,日頃の道徳教育の実践を語り合ったりしました。今年度は,道徳の資料として,歌謡曲やアニメソングを道徳の教材にして授業をすることを教えていただきました。新しい発見があり,道徳の資料探しや授業をすることの楽しみを感じた時間でした。そして,道徳について楽しく語り合う中で,一人一人が道徳教育,さらには自己のあり方について学びを深める機会となりました。
会員ひとりひとりが,実践を通してよりよい授業づくりを目指しています。会員が気軽に語り合い,楽しく元気が出る道徳教育を目指して,そして,会員のつながりが深まるように,さらに活動を充実させていけるよう,努めていきたいと思います。