多数の申し込みありがとうございました。
今回は、41名の先生方が集い、世代と職種を超え、共につながり学び合う貴重な時間となります。校長先生方からの呼びかけにより積極的に参加を決めた方をはじめとして、机の上に配られていたチラシを見て自ら応募していただいた方、職場の仲間と誘い合って申し込んでいただいた方も多数いらっしゃると聞いています。みなさんにとって意味ある研修会となることを願い、当日に向けて準備を進めてまいります。
さて、研修会のメインは信濃教育会会長の武田育夫先生のご講義です。私自身、武田先生のお話を聞くといつも自分の心の底から湧きあがる「何か」を感じずにはいられません。武田先生が執筆されている令和4年度4月号の「信濃教育」巻頭提言でも、その文章の随所に魅かれ、やはり自分の心の中に強く湧き上がる「何か」を強く感じつつ何度も読み返しました。自分で何本もの線を引いた中からの一文を皆さんに紹介します。『つまずく子どもに愛着を持つ、もっといえばそういう子どもを愛おしく思うような自分でいようとすることが教師の成長につながる。子どもという存在に謙虚であることを忘れてはいけないのだ。』自分が願う姿、意図する姿でないところにいた子どもへのあの時のまなざしはあたたかかったのだろうかと恥ずかしく振り返る自分がいます。
研修会当日は、参加される先生方お一人おひとりが、きっと明日からの自分への応援歌となるような「何か」を武田先生のお話から感じることと思います。「信濃教育」での提言の最後は次の一文で締めくくられています。『教育は、教師と子どもの、人格的な触れ合いによってなされる営みである。常に子どもと共にある教師が、正しいと思うことを自信を持って行えることが重要だ。そのために教師は信頼される存在でなくてはならないし、自由でなければならない。だから、信州の教師は自主的に、そして自立的に研修を積んでいるのである。』
20日は、自主的そして自律的に研修を積もうとする41名の仲間と共に充実した時間を作りましょう。
(担当幹事 昭和小 平井)