2022.10.03
WEB更新同好会
第3回わくわくリーダーズながのが9月24日(土)長野市理科教育センターにて行われました。今回の企画は、理科教育同好会の先生方によるものです。
まずは、「ペットボトルの外装を温めるとどうなるか」「お湯プラという素材をお湯であたためるとどうなるか」の2つの実験で、プラスチックの特徴に迫りました。子どもたちは、外装が縮んでいく様子や粘土のように柔らかくして好きな形を作ることを楽しみながら、熱硬化性と熱可塑性の特徴について学びました。その後は、プラスチックを加工する仕事をされている(株)シナノポリの方の話をお聞きました。プラスチックはギリシャ語の“形が変えられる”が語源というお話から始まり、海洋プラスチック問題の現状、地球にやさしい環境対策素材のプラスチックのメリットやデメリットについてお聞きしました。最後に、上越に行ってきた時のプラごみ容器の中にあった砂を顕微鏡で見てみると、明らかに砂とは違うマイクロプラスチックが見えました。
第3回を終えた子どもたちの感想を抜粋して紹介します。「プラスチックは、ぐにゃぐにゃになって変形させられたり、物の形にぴったり加工することができたりしてとても便利。プラスチックは最近悪いもののように紹介されているけれど、利用している側に問題があると改めて感じた。」「プラスチックって便利。環境ラベルを少し気にしてスーパーとかに行ってみようと思った。プラスチックは自分たちが少しずつ工夫をして、環境にやさしくしていかなきゃいけないんだなと思った。」今回は「プラスチックって何だろう」の本質に様々な角度から迫ることができました。次回、第4回は10月30日に行われる環境子どもサミットの運営参加になります。



