長野上水内教育会

【御礼】本質を追い求めた学び多き時間 「体験型ワークショップ」を終えて

2024.12.03 WEB更新更新情報講座

研修後にいただいた感想から共通する当講座の意義・成果についてはじめにお伝えしたいと思います。

○言葉を編み上げること等手法について体験をとおして学べたこと

○自校の研修に活かせること(テーマを変えて、生徒とともに、次年度に向けた 学校づくり等)

○自身の見方、考え方の広がりと発見。自身を問い直す時間になったこと

○本質について対話をとおして探る過程や時間、実感、曖昧さがまとまっていく感覚の楽しさ

○「学びとは?」について考えることは、指導観、子ども観、授業観等のブラッシュアップである

○ウェルビーイングと多種多様な価値観に溢れるこれからの時代に必要な合意形成

初めて体験させていただいた本質観取「学びとは何か?」

先生方の発言、本質に迫るキーワードをグループごとに編み上げていく過程を目の当たりにして、正に担当者自身が目から鱗でした。お一人お一人の経験をもとに豊かな感性で発せられる珠玉の言葉が妙に頷けるんですよね。そこでは、若かろうがベテランであろうが、管理職であろうがもう関係ないですね!

そんな先生方からの声(言葉)は、どれも耳目を集め、そしてそれを肯定的に同化していくかのごとく編み上げていく苫野先生のファシリテート力! 恐るべしです。

なんと表現していいのか、振り返ってみると、本質観取のすべてをなす一つ一つが私自身を問い直す濃密な機会と時間となっているんですよね。 「凄いです。」
本質観取の手法による「学びとは何か?」という問いに、最後のゴールまでたどり着けず、モヤモヤ感は残ったものの、久々に味わった夢中かつ至福の時間でした。学びって量的・空間的時間というのがあっという間なんですよね。このたかが120分、されど120分がまさに「勉強」から「学習」へ。そして「学び」へと…。
「学びとは?」一方でこれも肝要ですよね。 報告の終わりとして、感想の中に改めて考えさせられる要旨がありましたので掲載させていただきます。

 『今日のようなテンポが大事なのかもしれませんが、わたしのような者にとっては、もう少しじっくり考える時間があるとありがたいと感じました。(自分の中に言葉を入れて自分とつなげて意味を考えてさらに自分の考えを言葉に出すということは時間のかかる場合があります)答えは出せませんでしたが、迷いながら考える中で新しい気づきや概念のつながりができることが面白いと感じました。』

講師を務めていただきました苫野一徳先生はじめご参加いただいたすべての先生方に心より感謝と御礼を申し上げます。

ありがとうございました。 担当幹事:中村 恭之(中条小)

   

 

 

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