長野上水内教育会

信州大学教育学部髙栁充利先生とともに「道徳教育について語ろう」実施

2024.12.17 WEB更新同好会更新情報

12月13日(金)の夕方、柳原小学校において、長野上水内道徳学会の研修会「道徳教育について語ろう」が行われました。今年度は、信州大学教育学部准教授の髙栁充利先生を講師としてお招きしました。

はじめに参加者全員で、自己紹介を兼ねて「歴史上の人物も含め、会って話してみたい人」を発表し合いました。

その後、12月1日の日本経済新聞の沢木耕太郎氏の文化面の記事「少年は席を立った」をはじめとし、関川夏央氏の『本よみの虫干し』から吉村昭著の『冬の鷹』について書かれた「やむにやまれぬ」知識欲をもとに、これらの資料を読んだ時に、どんな授業が思い浮かぶか、児童生徒はどんなことを感じるかなどについて、講師の髙栁先生も交えて、参加者全員で語り合いました。

資料について語り合いながらも、毎日ともに生活している児童生徒の顔や具体の姿が語られる場面もありました。先生方と話し、言葉を重ね合う言葉のキャッチボールを通して、自分の考えが深まっていくことを実感することができました。

外は、雪が舞うような、大変寒い夕方のわずかなひと時でしたが、道徳教育について語り合うことで、今年の研修会においても、とても温かな気持ちを抱きながら、家路につくことができました。(文責:豊野中学校 後藤真道)

 

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