川柳将軍塚古墳 現在の後円部の頂部

この古墳は昭和初期から考古学的な調査が始まっているが、人々はもっと前から「将軍塚の主」に関心を抱いていたようで、江戸時代に地元の農民たちによって発掘されている。そのとき多数の出土品があったことが『信濃奇勝録』という江戸時代の記録に記されていて、考古学の歴史を考えるうえでも興味深い。近現代の調査では、後円部だけでなく前方部にも竪穴式石室が設けられていることや、墳丘に葺石(ふきいし)があり、円筒形埴輪が並べられていたことなどが判明している(復元された森将軍塚に似た景観)。前方部西側の凹地は「堀」の可能性もあると指摘されている。

川柳将軍塚古墳 現在の後円部の頂部
出典/撮影 委員
分  類
文化財(史跡、古墳)
地  域
篠ノ井
年  代
古墳時代
4世紀末~5世紀前半ころ
資料撮影年次
2024年(令和6年)
〔ID 1699〕