森将軍塚古墳 南南西側から見た全体の様子

千曲市の有明山から派出する尾根の突端に設けられた前方後円墳で、後円部(こうえんぶ/丸い部分)を北東に前方部(ぜんぽうぶ/台形の部分)を南西にして築(きず)かれている。規模は、全長100m、前方部の幅30m、高さ5m、後円部は径約50mあまり、高さ10mである。細長く曲がった尾根の上に築いたため、後円部は真円ではなく「少し曲がった卵」のような特別な形をしている。すでに盗掘されていたが、発掘調査では後円部の竪穴(たてあな)式石室から卑弥呼(ひみこ)と関連があるとも言われる「三角縁神獣鏡(破片)」や鉄製品および玉などを検出した。墳丘上に置かれた埴輪(はにわ)の分析により、この古墳は4世紀中頃に築かれたことが分かっている。古墳時代前期に築かれた、東国における典型的な畿内型古墳の一つとして1971年に国の史跡に指定された。

森将軍塚古墳 南南西側から見た全体の様子
出典/撮影 委員
分  類
文化財(史跡、古墳)
地  域
その他(北信)
年  代
古墳時代
4世紀中ごろ
資料撮影年次
2024年(令和6年)
〔ID 1702〕