川中島合戦伝承地 陣場河原八幡宮跡の門柱と地形

更北地区の中氷鉋にある「陣場河原八幡宮の跡地」は丸い空き地で、縁の部分が少し高くなっている(写真の門柱の右側がわかりやすい)。現地の説明板では、「中央に作った相撲の土俵が観戦できるように周囲が高い」と説明されているが、幅も高さも桟敷席(さじき)というほどではない。戦国時代の城の遺跡を見る目でこの場所を観察すると、「土塁(どるい/土でつくった堤防のような壁)」または「柵(さく)の土台」で囲まれた広場のように見える。もし、「土塁や柵で囲まれた広場」がもともとの姿だったとすれば、この場所は「陣場」の地名通り、軍勢の指揮官などが居た場所(陣所、陣場)の可能性がある。発掘してみなければ断定的なことは言えないが、川中島平のあちこちに、このような「合戦(または平和)伝承の地」があるのは興味深い。

川中島合戦伝承地 陣場河原八幡宮跡の門柱と地形
出典/撮影 委員
分  類
文化財(史跡、旧宅・古跡)
地  域
更北
年  代
戦国時代
資料撮影年次
2021年(令和3年)
〔ID 1722〕