金井山の石切場(いしきりば)

写真は長野市松代町東寺尾からみた金井山。この山全体が安山岩(あんざんがん)というマグマが冷えて固まった岩の一種でできている。これは、このあたりに火山活動があったことを示している。詳(くわ)しく分類すると、この岩は「柴石火山岩(しばいし かざんがん)」と呼ばれる岩で、興味深い特色がある。このあたりは千曲川が運んできた砂や泥が堆積(たいせき)してできた新しい土地で、金井山はその中にポツンと孤立した形で存在する。また、他の火山岩と接する部分も断層(だんそう)で切られているので、近くに直接つながった火山岩が見つからない(どの火山の仲間なのかわかりにくい)のである。崖(がけ)のように見えるところは石切場(いしきりば)の跡で、ここの石は、庭造りなどで「柴石」と呼ばれて人気がある。現在では直接切り出すことは行われていないというが、寺尾小学校のまわりには、現在でも何軒もの石材店が営業している。

金井山の石切場(いしきりば)
出典/撮影 委員
分  類
自然(地質・鉱物)
地  域
松代
年  代
資料撮影年次
2024年(令和6年)
◤ピンは南東ピーク◢
〔ID 1763〕