長野上水内教育会

第22回生徒会サミットが行われました

2026.02.09 WEB更新更新情報

2月4日(水)に、更北中学校の生徒会役員のみなさんがホストとなって、第22回生徒会サミットが行われました。今年の冬の生徒会サミットには、県外から石川県能登町立松波中学校と沖縄県うるま市立津堅小中学校のみなさんが参加してくれました。県外の2校を含め、長野上水内の中学校28校がZoom上ではありますが一同に会し、これから自分たちが運営する生徒会について熱く語り合いました。

開会式では、更北中学校の佐藤裕美校長先生より、これから生徒会を担うみなさんが集まって、これからやってみたいことや地域貢献について語り合うことをとおして、夢や希望をもてる会にしてほしいとお言葉をいただきました。

第1部のスタートは、石川県能登町立松波中学校のみなさんの学校紹介でした。長野市から直線距離で120㎞の場所に位置する松波中学校は海と山に囲まれた自然豊かな町にあり、令和6年の能登半島地震の被害を大きく受けた学校です。

 

現在生徒は50名。来年閉校が決まっているとのことですが、町の特色を生かし、地域のみなさんと連携した取り組みが展開されていました。

その中でも、地域の業者さんと一緒に開発した「のとかけ」というふりかけについての発表は大変興味深かったです。能登の昆布やわかめなどの食材をふりかけにし、広告やキャラクターなども自分たちで考えて商品化し、地元の商業施設で販売したり、修学旅行先で配布して能登の魅力を伝えたりしているそうです。今年の9月末にいく修学旅行では、東京で販売もしたりするそうです。

また、仮設住宅への訪問や町へのイベントにも参加するなど、町の人の支えとなり、町の復興にも一役かっている松波中学校のみなさんの活躍の様子を知ることができました。

続いて沖縄県うるま市立津堅小中学校の学校紹介でした。津堅小中学校は沖縄本島から船で15分のところにある津堅島にある全校生徒11名の学校です。周囲を海に囲まれ、ニンジン栽培やもずく漁が盛んな島です。

今朝とった学校周辺の写真は、夏を思わせる青空で、冬の長野市では想像できない風景でした。津堅小中学校では、島ならではの環境活動や地域の行事に力を入れて活動をしているそうです。

ふるさとの海を楽しみながら、大切な海の環境を守るために力を入れている海岸清掃について紹介してくれました。その活動が認められ、第19回SYDボランティア奨励賞を受賞したとのことです。全国で74件の応募があった中で、受賞は5団体のみだったそうです。

津堅小中学校の発表からは、地域のみなさんと一体となるということの楽しさや喜びが強く伝わってきました。島ならではの伝統や文化は、津堅小中学校の11人のみなさんや、今は高校進学で島を離れているみなさんにも強く受け継がれていくのだろうと確信できる発表でした。

2校の発表を受けて、グループに分かれて「生徒会でやってみたいこと」「生徒会として地域のために貢献できること」について話し合いが行われました。

初対面の仲間ではありましたが、同じ悩みをもつ生徒会役員なので、すぐに打ち解け、話が弾んでいました。「全校生徒が企画に対してやる気になるにはどうしたらいいか」「3年生を送る会でどんな演出を行ったらいいか」など当初の地域貢献という内容からはずれてしまいましたが、思い思いに悩みを投げかけ、アイディアを共有する姿が見られました。

閉会式では、「とても有意義な時間を過ごすことができた」「普段県外の中学生と話す機会がないので、参加できてとても嬉しかった」などの感想が出され、生徒のみなさんにとっては大きな成果があったことが伺えました。

最後に来賓を代表して長野市上水内郡教育委員会連絡協議会会長の北田愛治先生より講評をいただきました。「サミットとは山の一番高いところを意味する。生徒会サミットはまさに学校のリーダーが集まる場所である。今年は県外から2校のみなさんが参加して拡大サミットとなったことも成果であった。みなさんは、学校生活をもっとよくしたいという問題意識をもってこの場に参加していた。問題意識をもっていると願いが生まれ、自らに寄せて考えることができる。自らに寄せて考えられると見えてくる。そうすると他校の発表に寄せて考えられる。本日のみなさんの姿は大きな育ちが期待できる姿だった。それぞれの学校の生徒会という舞台で輝き、磨きをかけ、また夏の生徒会サミットで交流を深めたい」とお言葉をいただきました。

生徒会を引き継いで2ヶ月あまり。少しずつ自分たちの活動が展開され始めている生徒会役員のみなさんにとって、大きな刺激となり、「よし自分たちもやってみよう!」という力が湧くようなサミットになっていてくれることを祈ります。

県外から参加いただいた石川県能登町立松波中学校のみなさん、沖縄県うるま市津堅小中学校のみなさん、ありがとうございました。

サミットにご参加いただいた北田愛治会長、丸山陽一長野市教育長、長野市教育委員会、長野市議会議員のみなさまに心から感謝申し上げます。

そしてホストを務めていただいた更北中学校の役員のみなさん、先生方に心から感謝申し上げます。

(文責:教育会幹事 信濃小中学校 佐藤 利恵)

 

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