長野上水内教育会

教育会役員リレーエッセイ⑲「里山から」

2026.02.19 WEB更新更新情報

以前勤めていた中学校の総合的な学習の時間で、生徒たちは地域の方々から暮らしなどのお話を聞きながら、地域の活性化について中学生の視点で提案するような学習を展開しました。かかわる中で、私もなにかできないかと「耕作放棄地の対策」について考えてみました。山間地の稲作は田の面積が小さく非常に手がかかり、天候による水の管理などが大変難しいことを知りました。そんな時、畑で育てるコメづくり(昔の陸稲)の実践を知り、自らもやってみようと田を借り挑戦してみました。まずは、SNSを活用し、真似をすることから始めてみました。一年目は発芽に失敗(地温?撒き方?)。さらに、草との戦いに敗れ、採れたおコメは手のひらに乗る程度でしたが、ちょっと嬉しかったです。そして、今期は耕うんや除草、種まきの時期など失敗データをもとに修正してみました。種まき後二週間で発芽に成功。しかし、今年も草との格闘が始まり苦戦。稲作の省力化とは程遠く…何とか秋をむかえました。収量はもみで約10kg(この田では100kgぐらい収穫できそうです)と1/10程度でしたが、来期につなげていきたいと思います。心配で一緒に観察してくれる仲間も増えました。失敗?でもなんだか楽しいです。

(文責:教育会監事 鬼無里小・中学校 青木和夫)

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