長野上水内教育会

水内大社 大絵馬お披露目式に行ってきました。

2023.10.24 WEB更新会館更新情報

長野市中心部の4つの神社では、数えで7年に1度、境内に柱を建てる「御柱祭」を持ち回りで行っていて、祭りの開催後、その様子を大きな絵馬に描き、神社に奉納する習わしが、江戸時代から続いています。1998年以来24年ぶりの水内大社の大絵馬を、今年度、長野郷土史研究会と長野美術専門学校がタイアップして制作、そのお披露目式が県立美術館しなのギャラリーで、10月20日(金)~23日(月)に行われました。お披露目式には、今回、絵馬を制作した長野市の長野美術専門学校の10人の学生と、神社の関係者が集まりかけ声を受けて除幕しました。今回の絵馬は、縦1メートル、横3.5メートルあり、学生たちは去年、水内大社で24年ぶりに行われた祭りの様子を今年5月から描いてきました。

絵馬には、新型コロナウイルスの感染対策としてマスクを着用する参加者や、疫病よけの妖怪「アマビエ」の描かれたお札などがデザインされ、コロナ禍の御柱祭を後世に残すものとなっています。この絵馬は、今月23日まで県立美術館で公開されたあと、今月24日に水内大社に奉納されることになっています。また、地元城山小学校の4~6年生が県立美術館を訪れ、長野郷土史研究会会長の小林一郎先生や長野美術専門学校の学生の説明を興味深く聞きました。

    
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