5月17日(土)の「長野上水内教育会 総集会」へのご参加ありがとうございました。オンラインと参集で約400名の会員の皆様のご参加をいただき、「同好会、視察研修、信教論文の発表・報告」と「教育対話」の2部構成で行いました。
昨年度に引き続き、「会員の皆さんが創り上げ、対話のよさを広げる」ことをコンセプトとして、髙橋 亜紀 先生(鬼無里小)、熊谷 真理 先生(附属特別支援学校)に司会進行を務めていただき、第1部、第2部ともに参加者との「対話」を大切に位置付け、教育会クイズも取れ入れながら、お二人の柔らかくフレッシュな語りで、楽しみながらも熱く語り合う教育会総集会を創り上げることができたと感じています。
◆運営面や上記コンセプトに関わる取組についての感想、ご意見は一部とはなりますが、「令和7年度総集会ブログ②」で紹介しています。
…… 同好会、視察研修、信教論文の発表・報告 ……
①長野上水内体育学習指導研究会 村松 崇志 先生(篠ノ井西小)
会員数が減らない同好会組織の仕組みづくり、易しく分かりやすく、専門外の先生方にも実践できる授業づくりの工夫、会員の「温かで確かなつながり」について紹介していただきました。
②長野上水内FR教育研究会 吉田 希 先生(若槻養護学校)
花輪先生の講演会(年3回)を通して不登校についての認識を深め、インシデントプロセス法を用いた事例検討会(年8回)から実際の支援のあり方を考える取組を紹介していただきました。
③視察研修報告(山形県天童市立天童中部小) 吉田 祐紀 先生(綿内小)
天童中部小の「自学自習」「フリースタイルプロジェクト」「マイプラン学習」の視点を自校の授業づくりに取り入れ、綿内版UDを活用した「綿内あったかプラン」における授業づくりの取組を紹介していただきました。
④信教論文発表「わかほ”で学び響き合う学級総合」 小林 愛 先生(若穂中)
地域の方との関わりの中で、地域のあたたかさを感じ、「本物」との出会いや「深い学び」の中で、生徒が地域の一員として必要とされる存在であることを実感できる学級総合の取組を紹介していただきました。
◆同好会、視察研修、信教論文の発表・報告に寄せられた感想は、一部とはなりますが、「令和7年度総集会ブログ③」で紹介させていただきます。
◆それぞれの発表用スライドについては「令和7年度総集会ブログ⑤」に掲載し、後日発信させていただく予定です。
…… 教育対話 ……
長野上水内教育会事務局長 田川 昌彦 先生をファシリテーターに、信州大学教育学部教授 伏木久始 先生を助言者にお迎えし、徳間小学校 武田 佑樹 先生、塩尻市立広陵中学校 宮川 友梨 先生、附属長野中学校 堀口 はるか 先生、附属長野小学校 小田切 洋輔 先生の4名のパネリストの皆様が、「Tomorrow’s school ~私たちが NZ で学んだことをどう生かすか~」をテーマに、NZの海外視察を経験したからこそ見えた、感じた日本の教育の良さ、そして、考えてみたい日本の当たり前や変えていけそうな点などについて、率直に語り合っていただきました。ファシリテーターの田川先生には、パネリストの思いを引き出し、参加されている先生方の声(chat、会場参加者)とつなぎ、対話を深掘りする場をつくり出していただきました。伏木先生には、4名のパネリストが語るこれからの長野上水内のTomorrow’s schoolのあり方について、日本の当たり前とは違った角度から多くの助言をいただきました。
参会されたすべての先生方にとって、これまでの自身の観やあり方を見返し、問い直す機会となったことと思います。チャットにも多くの書き込みを頂きました。距離は離れていても、あたかも同じ場で対話しているような感覚を覚えました。
◆寄せられた感想やチャットでお寄せいただいたご意見などは、一部とはなりますが、「令和7年度総集会ブログ④」で紹介させていただきます。
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