長野上水内教育会

第21回生徒会サミットが開催されました!!

2025.09.01 WEB更新更新情報

8月30日(土)

長野上水内教育会館で、第21回生徒会サミットが開催されました。

長野上水内の中学校25校から53名の生徒会の役員と、鬼無里中学校はオンラインで4名の生徒会役員のみなさんが一堂に会し、それぞれが担う生徒会について語り合いました。

第21回の生徒会サミットのホスト校は飯綱中学校でした。3人で力を合わせてサミットの司会進行を務めてくれました。

第一部では小川中学校と裾花中学校の生徒会活動が紹介されました。

少人数の良さを生かして、「ありがとうボード」を使って全員がつながる生徒会をめざす小川中学校。

全校討論会を活動の柱に据え、自分たちで考えてよりよい学校の実現をめざして改革を進める裾花中学校。

どちらの学校も主体性をもって、自分たちの学校を自分たちの手でよりよくしていこうという強い気持ちにあふれていました。その後の感想発表では、自分たちの学校と比較した2校の取り組みの良さを積極的に発表する姿が見られました。

第2部は、グループディスカッションを行いました。それぞれのグループに分かれて、各校の取り組みを紹介したり、日頃の悩みを打ち明けて解決策を一緒に考えたり、同じ役目を担う者同士、話が弾みました。どの学校でも9月の末に文化祭や学習発表会が行われるとあって、その中でのパフォーマンスについては特に話し合いが盛り上がっていました。「年間をとおした活動になるように、消えた仲間を文化祭ですべて見つけ出せずにして、この先も生徒会活動に積極的に取り組めるようにしようと思っている」と発表すると「それおもしろい!」と自分の学校の取り組みと比較して、そのよさに反応していました。また「意見がまとまらず、つい口論になってしまう」と悩みを打ち明けると、「うちもそう」「結局まとまらない」など学校では言えない役員の本音も語られ、最後は「元気をもらいました」と互いにすっきりすることもできたようです。

70分のディスカッションの時間はあっという間に過ぎ、「えーもっと話したかった」という声も聞こえてきました。志を同じくし、日々頑張っている仲間との語らいは、きっと楽しく、得るものが多かったことが伺えます。

最後の感想発表では、「他の学校の取り組みを聞けて、自分の学校に生かしたいと思うことがたくさんあって、楽しかった」「思いもよらないアイディアがあって、本当に参考になった」などたくさんの感想が出されました。

本日ご光彩を添えていただいた小川村教育長、長野市教育長、長野市議会議員のみなさん、長野市次長、指導主事を代表して小川村教育長 北田 愛治 様よりご講評をいただきました。

「とてもすばらしい会でした。自分の学校をよくしていきたいという意気込みが伝わってくる真剣な話し合いが大変よかった。そんなみなさんにこの言葉を伝えます。灰谷健次郎の「砂場の少年」の中の『過去に楽しい思い出をたくさんもっておくことは、困難を乗り越えるためのエネルギーの根源となる』です。真剣にものごとに取り組んだ人は、苦しさやつらさを乗り越えるためのエネルギーを得ることができます。みなさんは、生徒会という活動に今まさに真剣に取り組んでいます。それがこれから先の苦しさやつらさを乗り越えるためのエネルギーの根源となります。これからもますます頑張ってください」

北田 様の言葉を受け止める生徒のみなさんの目がさらに輝いたように見えました。これから先も各校の生徒会は、ますます輝きを増すことが確信できるような締めくくりとなりました。

本日参加してくれた生徒のみなさん、本日に至るまでのご指導をいただいた生徒会顧問の先生方、子どもたちの話し合いに熱心に耳を傾け、見守っていただいたご来賓のみなさま、本日の生徒会サミットにかかわってくださったすべてのみなさまに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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