あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
皆様は、この年末年始どのようにお過ごしでしたでしょうか。私事ではありますが、我が家では2人の子どもが帰省しました。2人のうち1人は家族持ちですので、奥様と子ども(私にとっては初孫)も一緒にきました。お年取り(これは長野特有の年末の風習なんだそうですね。そういえば私の奥様もそんなようなことを言っていたような・・・)には、私の弟とその子どもたちも来てにぎやかに過ごしました。
それでも年が明けると子どもたちも元の場所に戻っていき、いつもの生活になりました。一抹のさみしさがないわけではありませんが、まあ孫をたくさんだっこできたのでよしとしておきます。
さて、今回は「双子」について書きたいと思います。先ほど「私の弟」が出てきましたが、彼と私は同い年ですし、誕生日も一緒です。そうです、私は双子です。二卵性の双子とのことですが、比較的似ているそうです。買い物などに出かけた際、知らない人からお辞儀をされたり声をかけられたりすることがあります。おそらく弟の職場の関係の方であろうと思うので、会釈程度はします。私の反応がいまいちなので、相手の方はたいてい怪訝そうな表情をします。しかし、双子だと知っている方は、「あっ」という顔をしたり、「もしかしてお兄さん?」と声をかけたりしてきます。弟もよく「先生」と声をかけられるそうです。子どもからも保護者からも。「そういうときは相手にしない」と弟は言っていました。私の愛想が悪いみたいで、抗議しましたが受け入れてはもらえませんでした。ちなみに、声、しゃべり方はそっくりだそうで、電話では区別がつかないとよく言われます。暮れには双方の孫がきましたが、まだ2歳にならないくらいなので、区別はついていないようです。弟の孫は私のところにきて「じじ」といってふつうにだっこされています。弟が近づいてきた時だけ、わずかに困惑の表情をしますが、それだけです。弟の方に行ったり泣き出したりはしません。 勝った。
私が双子であると知ると、よく聞かれるのは「双子だと同じ人好きな人になったりするの?」です。そう考える意味が分かりません。上杉達也・和也(若い先生方は知らないか)じゃないんだから。少なくともうちの双子はなかったです。付き合った相手も配偶者も全然違うタイプでした。
もう一つよく聞かれるのが、「なんか、相手が考えてることとか、離れてて相手の危険がわかるとかあるの?」です。双子はエスパーじゃないんだから、わかるわけありません。ただ1度だけ、驚いたことがありました。高校生のころのことですが、一緒にマージャンをしていました。その時に頭の中でメロディーが流れていました。今でも覚えています。曲は「Do They Know It’s Christmas/Band Aid」(古!)。自分の手が整ってきてリーチをかけようかどうしようか考えるため、頭の中の音楽をストップさせました。するとその直後続きのメロディーを弟が鼻歌で歌い始めました。びっくりしたので、「俺、今鼻歌出てた?」とほかの友だちに聞きましたが、誰も聞こえてはいなかったとのこと。弟には「なんでその歌?」と聞くと、「だっていい曲じゃん」との返答。さすがにそのときは、「こいつエスパーか」と思いました。
おととしのお盆だか暮れに、弟が来たとき、私と並んで座っているのを見て、娘が「何か、うける」と言ってきました。何が「うける」のかまったくわかりませんが、うちあわせしたわけでもないのに、2人で同じブランドの色違いの服を着ていたことに気づいていたのかもしれません。
最後に幼少のころの私たちを載せておきます。実は、どちらが私であるかはっきりしていません。一緒に映っている母に聞いても「たぶんこっち」というだけです。そんなもんです。小さい頃はどちらか一人しかいなくても呼ばれるときは「文武ちゃん」とセットで呼ばれていましたから。セットの名前で呼ばれたときは返事をしなかった思春期の頃が懐かしい。
日本人の場合、双子は100人に1人の割合でいるそうです。先生方の中にもいてもおかしくないですね。いいこともそうでないこともありますが、できるだけ長く双子でいられるといいなあと思っています。
(文責:教育会理事 豊栄小学校 桑原文彦)
