5月2日(火)研究委員会 世話係校長・教頭会開催
令和5年度の教育会「研究委員会」の世話係校長・教頭会を教育会館で行いました。

世話係校長・教頭会
3部会27委員会のそれぞれの委員会活動は、一人一人の委員の自主的・積極的な活動によって運営されます。
本年度も各校から、自薦あるいは他薦により約200名の委員が集まりました。
11日の「総委員会」に向けて、この日は、世話係となった校長・教頭が参集し、本年度の研究委員会の組織や年間の推進計画、そして何よりも大事な、校長・教頭の役割について確認をしました。
世話係校長・教頭の役割は、全委員が「やりがいや達成感を感じられるよう指導や助言、励ましやねぎらいの言葉をかけ、教師としての資質能力の伸長を図ると共に次世代リーダーの育成を行う」ことにあります。
本年度からは、委員としての活動により専念できるようにと委員長の負担を軽減し、委員会の開催に関する業務を世話係教頭に移しました。教頭業務が増えることとなりましたが、委員会活動の更なる活性化のためにご協力をお願いします。
5月11日(木)研究委員会 総委員会

会館からZoom配信中
3部会27委員会 200名の委員から構成される、研究委員会総委員会を開催しました。
教育会館を主会場として、本年度新設の教師力向上部の「Edカフェ長水」とZoom配信の実務を担当する「デジタル広報」委員会が参集、
本年度から教育センターとの共同研究を行う教科研究部の7委員会が、教育センターに参集、
そして、残り19委員会がZoomで参加、
という3つの参加形態のハイブリッド会議となりました。
最初の全体会では、野口会長から「研究委員会」の果たす(果たしてきた)役割については話をいただきました。
会長自身、かつて青年教師だったころ、自身の研修意欲と各種研修会や同好会に誘ってくれた先輩との出会いが、教師人生の礎になったというお話をされました。

共同研究7委員会
(教育センター)
本年度の教育会の主題は、「自律した学習者の育成 ~ 学びのその先へ ~」です。
これは私たちの目の前の子どもに望む姿であると同時に、私たち自身の学びや成長の姿でもあります。
研究委員会の活動は、まさに教育会の主題、教師の使命や理念を実現するという意味では、
まさに教育会活動の “ど真ん中” でもあります。
ちょうど今が、教師としての経験・意欲も充実し、公私共に忙しい方がほとんどだと思います。
「大変だ」「苦しいな」と思うときもあるかと思いますが、私自身、振り返ってみると、そうした時の経験こそが自分の糧になっているように思います。
多くの仕事に優先順位をつけ、いかにして効率よく仕事をするか。時間管理の能力も必要です。
ですが、何より得難いものとは、「人との出会い」それに尽きると思います。

Edカフェ長水
これから、一年間の活動が始まりますが、どうか、よい仕事とよい先輩、同僚とよい出会いをしてください。
簡単に各部の紹介をします。
(1)教師力向上部:共育塾企画運営、実践の共有・交流などミドルリーダーの育成と、楽しい授業・わかる授業など青年教師の交流
(2)教科研究部:教科ごと研究テーマを明確にし、授業力向上に直結する授業実践
(3)特別企画部:教育会の文化と歴史を継承しながら新たな文化、教育資産を創造する
最後の写真は、新設のEdカフェ長水(教師力向上部)の様子です。
この日は参集でしたが、今後はZoomを用いたオンラインで開催します。
会の中心講師として、埼玉大学教授の岩川直樹先生、信濃教育会会長の武田育夫先生をお迎えし、2グループに分かれて、毎回異なるテーマをもとに、互いの実践、子ども観、教育観などを語り合うことが主な活動となります。
充実した委員会活動を期待すると同時に、そこでの経験を自校・他校の同僚に広め同僚性を高めていくことを願っています。
(文責:担当幹事)