「語り合おう、深めよう、広げよう」をキャッチフレーズにして、本年度も3部会27委員会の研究委員会が活動を行っています。
※ 3部会各委員会の特色は、下記のR5年度募集チラシをご覧ください。
10月23日、2回目の委員長会をオンラインで行い、本年度前半の各委員会の活動報告と今後の研究予定の共有を行いました。
5月に発足した委員会がそれぞれのテーマにそって、志を共にする委員が校種や学校、世代を超えてつながり深め合っていることを再確認する機会となりました。
以下、部会ごとの特色を含め、活動の概略を記します。
1 教師力向上部
<特色>
若手、中堅、中核教師が、所属する委員会のテーマに沿って、自らの力量、技能、見識、観を深める取り組みを柔軟かつ自由な発想で行っています。
<成果>
① 自ら研修・修養の場を求め、研修講座=「塾」を企画運営しています。
② 学校運営の中核となるミドルリーダーが様々なテーマについて語り合うオンラインcafe。
③ 小中の若手教員が自らの実践をもとに成果、悩み、迷いなどを語り合いつながりあう。
2 教科研究部
<特色>
各教科の専門性を追究し、今日的な教育課題および授業改善に資するため、委員が授業の一人1公開を行い授業を通して学ぶ委員会。本年度から、長野市教育センターの教科研究と協働し、共同7委員会を立ち上げている。
<成果>
① 授業公開の情報をスクリレ・メールによる配信、それをもとに校内掲示や校長・教頭・代議員などからの呼びかけで、授業を通した研修や実践者のつながりを広めるシステムが構築されつつある。
② オンライン会議を活用し、授業構想の検討や授業後の研究会を行うことで、時間設定の自由度が広がりかつ、移動の労力が削減されている。
③ 同一単元・領域をアップデートしながら複数の学校で実践したり、オンラインで学校間をつなぎ協同授業するなど、新しい授業研究に挑戦している。
3 特別企画部
<特色>
長野上水内の教育会の文化や歴史の継承を任とし、それぞれ専門性や特色を活かした活動を行っている。
<成果>
① 教育会活動を実務で支えたり、活動内容を記録としてまとめるなど円滑な運営と活動の継続・継承に寄与している。
② 児童・生徒に向けて、書道、絵画、科学展作品などの募集を呼びかけ、その成果を評価し作品展示などを行っている。
③ 社会科資料集、地図、教材データベースなどの改訂を行い、長野上水内の教科用図書関係の情報を常にアップデートしている。
以上のような<成果>が、委員長を通じて共有することができました。
委員自らの研修・研究・修養の姿は、まさに教育会活動の根幹とも言えます。あらためて委員の皆様に感謝します。
そのような研究委員会ですが、一方
課題としてあがったこととして
<課題>
研究委員会の活動を更に充実・発展させるために、新規委員の加入。
が大きなものとして挙げられました。
委員を通しての ”人とのつながり” も模索していきますが、教育会の主題「自律した学習者の育成」からも、ぜひ、自ら学ぶ志をもった会員の参画を期待します。
