長野上水内教育会

第2回講師研修会が開催されました。

2023.11.14 更新情報講座

11月13日(月)に、第2回講師研修会が行われました。第1回に引き続き、今回も20名以上のみなさんにご参加をいただきました。

前半は、信州大学教育学部非常勤講師 長野県スクールカウンセラー 岸田 優代 先生より「多様性を包み込む集団づくり~特性のある子どもたちと共に~」という演題でご講演をいただきました。岸田先生からは、チーム支援における「相互コンサルテーション」の考え方や、「多様な子どもたちのいる集団づくり」「保護者への支援」の基本など、多くのことを教えていただきました。

後半は、4つのグループに分かれて情報交換会をおこないました。お茶を飲みながらの和やかな雰囲気の中、各グループで、互いの悩みについて自分の考えを述べ合うなど、活発に意見が交わされました。岸田先生には、各グループをまわり、それぞれのグループで話題になっていることについてご助言をいただきました。

参加されたみなさんからは、

◇子どもの支援の方法について様々な話が聞けてとても勉強になりました。「確認・共感・ ルール・具体的な対処法」というのは、特別な支援が必要でない子にも共有することができることだと思ったので、明日からぜひ色々なところでやっていきたいと思いました。

◇特性のある子に、4月当初から悩んでいたので、今回の話が聞けてとても良かったです。「治そうと思うな、分かろうとせよ」という言葉が印象に残っています。

◇勉強になる話ばかりでありがたかったです。講演中、ある一人の子をずっとイメージして聞いていたが 具体的な対処法が浮かんできました。

◇他校の先生方の実践や悩みなど、とても共感できました。学ばせていただくことも多く、有意義でした。

◇同じような悩みをもった先生たちと意見交流をすることで、肩の力がスッと抜けるような感覚でした。こういうつながりは大切だなと感じました。

等の感想が聞かれました。

明日からの子どもたちとの向き合い方について、その糸口が得られるなど、参加されたみなさんにとって有意義な時間となったことが、感想から伝わってきました。

    

 

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