5月29日(木)各研究委員会の委員長26名全員に参加いただき、第1回の研究委員長会を行いました。始めに、勝野学会長からは、委員長の皆さんに対し、学校の仕事に加えて委員長を引き受けていただいたことへの感謝の言葉と委員の皆さんをリードし先生方が「自身の引き出しが増えた」と思えるような機会にしてほしいという期待の言葉が贈られました。
今回は、すべての委員会の今年度目指す方向と研究推進計画を発表を行いました。教科研究部の委員長からは「『非認知能力の育成に目を向けた授業づくり』をテーマに、同じ題材・目標で、児童の実態に合わせた様々なアプローチの仕方を研究していく」「先生方が授業づくりに悩みがちな〇〇領域についてあえて研究し、多くの先生方の参考になるようにしていく」といった具体的な研究の方向が語られました。また「県の研究会や同好会・市教育センターの研究委員会と同じテーマで連携・協力して研究を進めていく」といった新たな試みについての発表もありました。
教師力向上部や特別企画部の委員長からも「委員会の取り組みを委員やその在籍校だけではなく、全ての学校に広げていけるような研究にしていく」「多くの先生方に学んでいただける研修の場の設定する」といった今年度の新しい取り組みについて語っていただきました。
すべての委員会の発表後、清水直人幹事長から「どの委員会も負担軽減のためのオンライン活用や他の会との連携等の工夫、新たなことへのチャレンジ精神が多く感じられ、校長会からも後押ししたい。」という言葉がありました。また、勝野会長からは委員長の先生方に「専門外の先生方からの素朴な疑問や悩みにもぜひ耳を傾けていただきたい。」という要望が伝えられました。
この会では、どの委員長の発表からも「すべての会員のためになる活動を」「例年とは違う新たな挑戦・新しい風を」という2つの思いが伝わってきました。各委員会がどのような新風を吹かせてくれるのか、また、各委員会の活動を通じて会員がどんな学びを得られるのか今から期待に胸が膨らみます。
※5月31日(土)には教科研究部の授業情報が公開されました。そちらの方にもぜひ積極的にご参加いただき、ご自身の肌で新しい風を感じ、貴重な学びの機会としてください。