11月15日(土)には、第6回目の「わくわくリーダーズながの」が開催されました。最終回になる今回は、第1・4回目と同じように、児童・生徒の皆さんと7つの事業所・施設の皆様に長野上水内教育会館へ集まっていただき、各事業所・施設でどのような活動をしてきたか活動のまとめとなる「活動報告会」を行いました。
第4回目の「中間報告会」と同様に、最初の30分は、各事業所・施設で行ってきた活動の様子を知ってもらえるように発表の準備をしました。たくさんの内容が発表され、「中間発表会」では職員が行っていたマイク係の仕事も子どもたちが自分たちで担当し、積極的に自分たちの思いを発表したり意見をもらったりしました。
【八幡屋礒五郎チーム】
「地域を盛り上げるための七味をブレンドしてみよう!」というテーマのもと、一人一人がオリジナル七味を作る活動に挑戦しました。報告会では、自分たちの作ったオリジナル七味(冬七味・神七味・お子様七味)をスープ・そば・たこやきにかけて味わってもらい、皆さんから感動をいただくことができました。「しっかりできて良かった」「自分が食べられる七味を実際に作ることができて、完成した時はすごく嬉しかった」「活動を通して『助け合い』と『地域貢献の楽しさ』を学んだ。来年度・再来年度と繋げていただければいいと思う」という感想がありました。
【長野市立図書館チーム】
「小さな子どもたちに秋のお話会を通じて、本を好きになってもらう」というテーマのもと、第2回目には図書館前の石碑の墨入れ、第5回目には「秋のお話会」を行いました。報告会では、秋のお話会のように会場の皆さんに読み聞かせをしたり、小さな子どもたちとやった手遊びを発表したりしました。「読み聞かせは大変だったけれど、楽しかった」「最初は緊張したけれど、最後はリラックスしてできた。秘蔵図書など普段見られないところを見ることができて楽しかった」「司書の方に手遊びを教えてもらったり仕事の間に色々作ってもらったりしてすごく助かったし、もっと本を好きになった」という感想がありました。
【ホテル国際21チーム】
「ホテルに来てくれた人にクイズを楽しんでもらいたい。ポップを作ってレストランのメニューの長野県食材や特産を知ってもらいたい」という願いのもと、レストラン朝食メニューのポップ作りや自分たちで考えたクイズで謎解きイベントを行い、ポップやクイズについての感想を聞きました。報告会では、ホテル国際21で10月25日~11月3日に行われた謎解きイベントのクイズを会場の皆さんにも行いました。「今までやったことのない事をチームのみんなと協力してやることができた」「謎解きイベントはあまりお客様が来なかったけど、ポップを作って外国の方に長野県産のものを知ってもらえて嬉しかった」という感想がありました。
【R&C長野青果チーム】
「長野県産特産物をアピールする」というテーマのもと、市場の様子を見学したり、ぶどうとりんごのポップを自分たちで作成して実際にMIDORIフルーツカンパニー前で配布して宣伝したりしました。報告会では、ポップの発表をしながら、会場の皆さんにぶどうとりんごの試食をしてもらい、感想を聞くことができました。「地域貢献するために、りんご3兄弟の味や特徴などをいろんな人に知ってもらえて良かったです。この考え方をこれからもいかしていきたい」「ぶどうの知らないことを知れてよかった。最初は緊張したけれど積極的にできるようになった」という感想がありました。
【城山動物園チーム】
「地域の身近な動物園を大人も子どもも楽しめる場所にしょう」という願いのもと、動物園のPR動画を作成して動物園で放映したり、来てくれた人が楽しめるように花壇作りを行ったりしました。報告会では、新たに2本目の動物園PR動画を発表したり、花壇作りの様子を感想と共に発表したりしてくれました。「大人にはない発想力をたくさん発揮し、理想を思い描いて実現する力に驚かされた。笑顔で楽しく、時に真剣にというメリハリをつけた行動も凄かった。参加してよかったし、楽しかった」「動物だけでなく花も見てほしいし、子どもだけでなく大人にも楽しんでほしい」「城山動物園で花を植えたりした事で、これからもお客さんに来てもらいたい」という感想がありました。
【いろは堂チーム】
「長野県の郷土食のおやきを県内外の方や海外の方にも広く食べて知ってもらうためにできることを考えよう」という願いのもと、英語のおやき紹介カードを作ったり、自分たちで考えた一口サイズのさつまいもレーズンおやきを実際に作ったりしました。報告会では、自分たちで考えたオリジナルおやきについて、自分たちが作ったおやき紹介カードを見た外国人の方の感想等を発表したり、子どもたちが考えた一口サイズのオリジナルおやきを会場の皆さんに試食してもらったりしました。「おやき紹介カードを見た海外の方の反応がかなりよかった」「とても良い体験になったし、とても楽しかった」「今回の経験を生かしてこれからも頑張りたい」という感想がありました。
【ぷくぷく亭チーム】
「観光客の目にとまるような美味しいおにぎりを考えて販売しよう」というテーマのもと、自分たちでオリジナルおにぎりを考えるだけでなく、オリジナルおにぎりのチラシの作成と配布、オリジナルおにぎりの販売、経費計算を行いました。報告会では、商品開発の難しさ、笑顔を大切にした朝礼の様子、オリジナルおにぎり販売の様子について発表しました。「活動を通して、仕事の楽しさと難しさを学ぶことができた」「地域の方々、ぷくぷく亭の店員さん、チームの皆さんの温かさを学びました」という感想がありました。
報告会では、他のチームの発表や意見・感想からたくさんのことを学ぶことができました。報告会に参加していただいた保護者の方や先生から「子どもたちがアイデアをどんどん出して地域の方と一緒に活動できる魅力的な活動ができた。子どもたちも頑張ったが、大人の支援も有難かった」「長野を代表する事業所・施設の皆さんと子どもたち、先生方と活動できるすばらしい機会になった」「最初に比べると回を重ねる毎に子どもたちは堂々と発表できるようになり、活動を通して自信と勇気をもらえたのだと思う。自分たちの目標に向かって、自分の好きなこと得意なことをいかして、大人も子どもも関係なく自分の考えを堂々と言って活動できたことは素晴らしい。これからもつながりを大切にしてほしい」と感想をいただきました。報告会終了後は、子どもたち、事業所・施設の方で記念撮影をしました。とても充実した活動になりました。










