長野市豊野町で洪水への注意を呼びかける標識
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出典/撮影 委員
- 分 類
- 自然(災害、水害)
- 地 域
- 豊野
- 年 代
- 昭和後期
- 資料撮影年次
- 2019年(平成31年/令和1年)
〔ID 1648〕
1742(寛保2)年8月に信濃国(現在の長野県)で発生した大きな水害(洪水)・土砂災害のこと。この年は干支(えと)が「壬戌(みずのえいぬ)」だったため、「戌の満水」と呼ばれた。本州の太平洋側を西から東に移動するコースで台風が通った(令和元年東日本台風と似ている)と推定され、長野県では南向きの斜面が多い浅間山や飯縄山などでたくさんの雨が降り、千曲川に雨水が集中した。この結果、小諸では大きな土石流で城下町が壊滅した。これが流れ込んだ千曲川は、水量が多いだけでなく土砂を含んだ危険な流れとなって流れ下り、長野盆地を飲み尽くす大洪水が起きた。水が流れ出る谷間が狭い長野盆地では、全ての水が長野市長沼から豊野に集中するため、記録が残る中では最も水位が高い洪水となった。
2019(令和元)年10月6日に発生し、12日に本州に上陸した台風19号は、広範囲に記録的な大雨を降らせ、長野県付近から東北地方にかけてあちこちに大きな被害をもたらした。気象庁は、その規模と被害の広さから、近年まれに見る自然災害として、特別に「令和元年東日本台風」と名付けている。長野県では浅間山や飯縄山などの南側斜面に大量の雨が降り、それが千曲川や浅川に流れ込んだため、上流の佐久方面から上田市・千曲市などで次々に川の水が堤防を越え、ついに長野市北部の長沼地区では千曲川の堤防が決壊して大洪水となった。
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