土石流から集落を守った「ご神木」 川中島町四ツ屋の伊勢社

善光寺地震では信更地区にあった「岩倉山(虚空蔵山)」(虚空蔵山は同名の山が複数ある)が大規模な山体崩壊(さんたいほうかい/短時間で急激に起きる大規模な地すべりのこと)を起こし、犀川をせき止めた。この天然のダム(せき止め湖)は19日後に決壊して長野盆地に大土石流となって押し寄せた。犀川が長野盆地に流れ出る場所にあたる長野市川中島町四ツ屋や対岸の長野市安茂里小市(現在の小市橋付近)は、押し寄せる土砂と水の破壊力を最も強く受ける地域である。写真のケヤキは四ツ屋の伊勢社にある巨樹で、この神社の社叢(しゃそう/神社の森のこと)のおかげで下流側にあった集落が難を逃れた(被害が減殺されたのであろう)ために「ご神木」として大切にされたという。

大土石流から集落を守った「ご神木」 川中島町四ツ屋の伊勢社
出典/撮影 委員
分  類
自然(災害、土砂災害)
地  域
川中島
年  代
1847年/江戸時代
資料撮影年次
2008年(平成20年)
〔ID 1695〕