大室古墳群 発掘後に石室を露出展示してある241号墳
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大室古墳群の古墳は、5世紀中頃~8世紀にかけて築かれ続けたものとみられる。長年にわたる調査から、早い時期のものは「合掌形石室」をもつ「積石塚(つみいしづか)」というタイプのもので、やがて「横穴式石室」のものが多くなり、石と土を混ぜて築いたものも現れる、と考えられている。「合掌形石室」とは、亡くなった人を埋める施設である石室(せきしつ)の天井を、平らな石を互いに支え合うように組み合わせて作る独特の形のものである。このような石室は全国に約40例あるといわれ、そのうち39例は長野県にあり、さらに25例が大室古墳群にある。また、韓国の古墳からも数例発見されていることから、渡来人とのつながりを考える貴重な資料である。同時に、どうして長野盆地とりわけ大室古墳群に「合掌形石室」が集中するのかも、古墳時代を考える大切な課題となる。写真は発掘後に、なくなっていた天井石を復元して展示している241号墳の様子。
大室古墳群の古墳は、5世紀中頃~8世紀にかけて築かれ続けたものとみられる。長年にわたる調査から、早い時期のものは「合掌形石室」をもつ「積石塚(つみいしづか)」というタイプのもので、やがて「横穴式石室」のものが多くなり、石と土を混ぜて築いたものも現れる、と考えられている。「合掌形石室」とは、亡くなった人を埋める施設である石室(せきしつ)の天井を、平らな石を互いに支え合うように組み合わせて作る独特の形のものである。このような石室は全国に約40例あるといわれ、そのうち39例は長野県にあり、さらに25例が大室古墳群にある。また、韓国の古墳からも数例発見されていることから、渡来人とのつながりを考える貴重な資料である。同時に、どうして長野盆地とりわけ大室古墳群に「合掌形石室」が集中するのかも、古墳時代を考える大切な課題となる。写真は発掘後に、なくなっていた天井石を復元して展示している241号墳の様子。

- 分 類
- 文化財(史跡、古墳)
- 地 域
- 松代
- 年 代
- 古墳時代
6世紀前半
- 資料撮影年次
- 2024年(令和6年)















