布制神社(長野市篠ノ井石川)正面の石川条里遺跡

「条里(じょうり)」は一辺が約109mの正方形を基準(きじゅん)にした耕地の区画で、平安時代から中世(ちゅうせい)にかけて開発(かいはつ)された地域(ちいき)でできあがったムラの遺跡(いせき)である。この写真では、中ほどの高速道路(こうそくどうろ)の近くと、手前にある水田では、区画の向きが違っている。平安時代の条里が残っているのは手前の水田である。布施神社の参道をそのまま伸ばすと、石川条里の大きなあぜ道にまっすぐつながる(地図でくわしく見られる)。これは、石川条里と布施神社が一つの計画のなかで関連してできた可能性を示している。このため、一の鳥居のすぐ南側の耕地は、あぜ道などを作りかえないように保存されてきた。

布制神社(長野市篠ノ井石川)正面の石川条里遺跡
出典/撮影 委員
分  類
文化財(史跡、生産遺跡)
地  域
篠ノ井
年  代
平安時代
発掘結果から、地表にも地割りが残る条里は平安時代のものとされている
資料撮影年次
2025年(令和7年)
◤ピンは、条里の正方形の北西隅と布制神社参道がつながる場所に置いた◢
〔ID 1773〕