今も残る「長野空襲」~小川村高府の火の見櫓 「撃たれた場所」

この火の見櫓(ひのみやぐら)の2発の弾痕(だんこん)が被弾(ひだん/うたれること)したときの位置だと断定まではできない。だが、仮に二つの弾痕の位置が被弾したときと同じならば、弾は写真右奥から発射され、カメラ付近に着弾(ちゃくだん/弾があたること)している。目撃証言によれば長野飛行場を空襲したのはグラマン社のF6F(通称:ヘルキャット)だといわれる。この戦闘機は「ブローニングM2」シリーズの機関銃を片方の主翼に3丁ずつ、合計6丁積んでいた。このシリーズは種類が多いので特定できないが、1秒で10から14発の弾丸を発射したので、カメラマンのあたりには、1秒で60~80発くらいの銃弾が飛んでくる計算になる。

今も残る「長野空襲」~小川村高府の火の見櫓 「撃たれた場所」
出典/撮影 委員
分  類
文化財(史跡、戦争遺跡)
地  域
小川村
年  代
1945年(昭和20年)/昭和前期
資料撮影年次
2025年(令和7年)
〔ID 1778〕