「富吉沢石張水路工」(部分)

小川村の薬師沢の支流である富吉沢の高低差26メートルの急流部に、天然石の空石積で延長63メートルの水路工を緩やかにカーブさせながら築いている。薬師沢との合流地点には石積の護岸も設けている。明治時代に、地元で砂防工事の組織を立ち上げ、地滑りの多い場所で防災のための工事を行った。この水路工はその遺跡だが、今でも現役の施設として機能している。大規模な石積構造物を周囲の環境や景観と融和させて作り出している。本流の薬師沢石張水路工などと並んで、国の登録有形文化財である。現在では、地域の関係者や中学生も参加して草刈りなどの維持管理作業が行われている。

「富吉沢石張水路工」(部分)
出典/撮影 委員
分  類
文化財(有形文化財、構造物)
地  域
小川村
年  代
明治時代
資料撮影年次
2022年(令和4年)
〔ID 1654〕