山布施沢の石張水路工(下流側から)
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明治19(1886)年に竣工(しゅんこう/完成)した篠ノ井の山布施地区にある石張水路工(ID-1728)を下流側から撮影。この場所は、沢の勾配(こうばい/傾きのこと)が急に変わるので、流れをゆるく遅くすることと、川の底や岸が削られないようにすることを目的にした工事をしている。1番奥の白い波に覆(おお)われた部分が最も勾配が急で、そこも含めて4種類の勾配を使って少しずつゆるい流れにしている。また、よく見ると両側の岸にも石張りが施されていて、水量が多いときでも岸が削られないようにしてある。石が材料だと「時代遅れ」だと思うかもしれないが、こういう役割ではコンクリートより石の方が堅牢(けんろう/固く強いこと)なので、現代の工事でも石は使われている。しかも、流れる水が石の隙間(すきま)から少しずつ地下に浸透(しんとう/しみ込むこと)して量が減るので、コンクリート水路より自然に近い形で災害を防げる。
明治19(1886)年に竣工(しゅんこう/完成)した篠ノ井の山布施地区にある石張水路工(ID-1728)を下流側から撮影。この場所は、沢の勾配(こうばい/傾きのこと)が急に変わるので、流れをゆるく遅くすることと、川の底や岸が削られないようにすることを目的にした工事をしている。1番奥の白い波に覆(おお)われた部分が最も勾配が急で、そこも含めて4種類の勾配を使って少しずつゆるい流れにしている。また、よく見ると両側の岸にも石張りが施されていて、水量が多いときでも岸が削られないようにしてある。石が材料だと「時代遅れ」だと思うかもしれないが、こういう役割ではコンクリートより石の方が堅牢(けんろう/固く強いこと)なので、現代の工事でも石は使われている。しかも、流れる水が石の隙間(すきま)から少しずつ地下に浸透(しんとう/しみ込むこと)して量が減るので、コンクリート水路より自然に近い形で災害を防げる。

- 分 類
- 公共施設(治水・砂防、堤防・水路工)
- 地 域
- 篠ノ井
- 年 代
- 明治時代
- 資料撮影年次
- 2024年(令和6年)





