小松原に残る善光寺地震で動いた断層

弘化4(1847)年3月24日(当時の暦)に発生した「善光寺地震」のときに大きくズレた断層。この地震は長野盆地の西の縁にあたる「長野盆地西縁断層帯(せいえんだんそうたい)」という断層の群れによって、900年くらいの周期で繰り返し起きている。毎回、地震を起こす断層が少しずつ代わっていく(地下ではつながっている)ことが分かっており、写真の断層も善光寺地震を直接起こした断層(起震断層)かどうかははっきりしない。全体としてはこの地震は「逆断層(ぎゃくだんそう)型」といわれ、断層の西側の大地が持ち上がり、被害も断層の西側の方が激しかった。写真の位置では西側(正面)が約2mほど持ち上がっていることがわかる。ただし、この一段だけでなく、20mほど東側でも数十cmから1mくらい段差が生じている(ID-1741の写真)。

小松原に残る善光寺地震で動いた断層
出典/撮影 委員
分  類
自然(災害、地震)
地  域
篠ノ井
年  代
1847年/江戸時代
資料撮影年次
2024年(令和6年)
〔ID 1740〕