長沼 妙笑寺の洪水記録 境内の水位標

長沼地区の津野集落にある曹洞宗の寺院「妙笑寺(みょうしょうじ/ミョウの正しい字は「玄+少」)」の庫裏(くり)には、江戸時代以来の洪水の水位が墨書(ぼくしょ/墨で書いたもの)で残る柱がある。この柱は元は本堂の柱だったが、改修の際に高低差が狂わないように測量しながら移したものだという。この貴重な記録が訪れた人にも見えるよう、境内には柱の記録をもとにして作った標柱もある(写真)。一番上は寛保2(1742)年に太平洋上から関東・中部地方に上陸したと考えられる台風によって発生した「戌の満水(いぬのまんすい/戌年の大洪水という意味の名)」の記録。2番目が令和元(2019)年東日本台風の水位。上から4番目(3番目のすぐ下左側)の記録は善光寺地震で発生した土石流・洪水のもの。

長沼 妙笑寺の洪水記録 境内の水位標
出典/撮影 委員
分  類
文化財(有形文化財、歴史資料)
地  域
長沼(津野)
年  代
1979年(昭和54年)/昭和後期
資料撮影年次
2024年(令和6年)
〔ID 1685〕