信更町湧池の山体崩壊善光寺地震で生まれた「湧池」

善光寺地震では信更地区にあった「岩倉山(虚空蔵山)」(虚空蔵山は同名の山が複数ある)が大規模な山体崩壊(さんたいほうかい/短時間で急激に起きる大規模な地すべりのこと)を起こし、犀川をせき止めた。山体崩壊地すべりでは、スプーンでアイスクリームをすくい取るときのように、大量の土砂がカーブした「すべり面」に沿って動く。写真奥の樹林の内部は急な斜面(滑落崖/かつらくがい)になっていて、この山体崩壊を引き起こした「すべり面」がむき出しになっている。「すべり面」は粘土化して水を通しにくいため、その場所から水が湧き出すことも多い。写真の「湧池(わくいけ)」は地名にもなっているが、水が湧き出す場所であることを連想させる。

信更町湧池の山体崩壊跡 善光寺地震で生まれた「湧池」
出典/撮影 委員
分  類
自然(災害、土砂災害)
地  域
信更
年  代
1847年/江戸時代
資料撮影年次
2002年(平成14年)
〔ID 1691〕