善光寺 放生池(蓮池)

仏教には、魚や鳥などを池や野に放し、殺生(せっしょう)を戒(いまし)める放生会(ほうじょうえ)という儀式(法要)がある。寺院の中には、境内にそのための池(放生池/ほうじょうち)があるところもある。大勧進(だいかんじん)前の池は、「蓮池(はすいけ)」「亀(かめ)の池」などと呼ばれることも多いが、実はこの放生池である。江戸時代に起きた「天明の飢饉(ききん/人が飢え死にするような不作のこと)」のとき、善光寺は蔵の米を困った人々に分け与えたため、感謝した人々がここに放生池をつくったのだという。そのため、鯉(こい)や亀などいろいろな生き物がいる。また、1951(昭和26)年に千葉県の遺跡(いせき)から発掘され、植物学者の大賀一郎(おおが いちろう)が発芽させた2,000年以上前のハス(大賀ハス)も寄進(きしん)されて増えている。【この画像は二次利用(授業の目的以外で使うこと)が禁止されています。】

善光寺 放生池(蓮池)
出典/撮影 善光寺の許可を得て委員が撮影
分  類
民俗・文化(信仰、その他)
地  域
善光寺周辺(善光寺)
年  代
資料撮影年次
2025年(令和7年)
〔ID 1864〕